こんにちは!
東京都中野区で不動産についてあれやこれや考えているフェイス住販の大好評(?)業界のウワサ話第4弾です!
不動産でお悩みの事、不動産でお困りごとが解決するかもしれないこと等、誰に相談して良いやらがわからない時はぜひお気軽にお声掛けください!
相続だから弁護士さん?税金のことで税理士さん?いえいえ、不動産に係わることは不動産屋さんが専門です。
法律も税金もリフォームもライフプランもワンストップであなたの手を煩わすことなくスキッと解決!
という事で、
『ひとおつ、人の世の生き血をすすり、ふたあつ、不埒な悪行三昧、みいっつ、醜い浮世の鬼を退治てくれよう桃太郎』
と桃太郎侍的に不動産業界の悪しき内情についてお送りする第4弾ですが、今日は特に、売却を考えている あなた!!そう!あなたですよ!
アナタのためにA子さんの話をしたいと思います。
今、不動産市況が良いからと言って、カモがネギしょって鍋しょっちゃっているみたいに、郵便ポストに入っていた大手不動産会社のDMに乗せられ、うっかり電話しちゃあダメですよ!
かといって、中堅どころも、地元不動産会社も安全とは限らないんですけどね・・
少なくとも担当者の言いなりにならないように気をしっかり持って対応しましょう!
取引がどうなるかは担当者の気持ちとレベルで決まります。
最近聞いたお客様の話。(仮にA子さんとします。)
3年前にお父様が亡くなったため、持っていた土地と建物を売却しようと大手不動産会社に査定をしてもらった時のこと。
査定金額の提示を受け、必要経費を説明されて、その金額を聞いたA子さんは「このぐらいは手残りがあるだろう」と、ひと安心したそうです。
A子さんは少し障害があり働いていませんでしたので、少しでも高く買ってくれるのは本当に有難かったそうです。
さて、このA子さんの土地は周囲が囲まれてちょうど真ん中ぐらいに位置しており、担当の大手不動産会社はマンションを建築するデベロッパーでもあったのでチャンスとばかりに、早速A子さんの土地の周りを地上げして行ったそうです。
結局、古い建物が多かったその場所にはブランド物のマンションが建てられ、地上げされた周辺の人は等価交換でマンションのお部屋をもらっていきました。
A子さんはというと、等価交換の話は一切出ずに土地建物が売却されてしまい、おまけに当初聞いていた話より手残りがめちゃめちゃ少ない。
焦って担当者に聞くと、「A子さんの建物はお隣とくっついている長屋のような建物の為、売却した金額にはお隣さんの取り分もあった」と説明されたそうです。
話が違う、じゃせめて、等価交換で私にもお部屋を下さいと言っても、それはできないとしか言われず、挙句に「私だってやれることはやっているんです」とブチ切れられたそうな。
(怖いからキレないで~)
A子さんは裏切られた気持ちで心臓がバクバクしたそうです。(3年経った今でも恨んでいる・・)
私はA子さんの話しか聞いていないので、マルっと全部鵜呑みにするわけではありません。
説明していただいている内容も、時系列も含めよくわからないところが多いですし、何よりA子さんの恨めしい気持ちが入っている話なので実際はどうだったのかはわかりません。
ただ、登場人物の中で一番得をしたのは、その不動産会社に間違い無い、という事はわかります。
A子さんの売却額とは比べ物にならないぐらいの利益が出ているはずです。
企業なので利益を追求することが悪いとは思っていません。
でも、もう少しやりようはなかったのかなと単純に思います。
その利益をちょっとだけ削って、関わった人たち全員がHAPPYになるようにしてもバチはあたらないんじゃないかな。
否、むしろ株は上がるんじゃなかろうかと思うわけです。
まあ、理想の話ですけど・・・
大手だから安心というのは、この業界に限っては「〇〇!!」
私の気持ちはともかく、相手はプロですからね。
初めて自宅を売ります、というような方では太刀打ちができないんです。だから、せめて、上っ面の言葉だけでなく、本当に売主さんの気持ちに寄り添える正直で親切な不動産業者にお願いできるようにいろいろと調べましょう。
何度も言いますが、大手だから安心というのは、この業界に限っては「ない!!」 のですから。