中野区の不動産会社といえば「中野の不動産屋さん」の「フェイス住販㈱」町山です！
さて、お住い探しをする場合には、予算、エリア、築年数など様々な希望条件があると思いますが、皆様は広さについてどのようにお考えでしょうか。
なんとなく「４人家族だし、３LDKあれば足りるかな？」といった決め方をしていませんか？
住まいのちょうどいい広さを考える目安として、国土交通省では「住生活基本計画」というもののなかで「誘導居住面積水準（＝理想の広さ）」と「最低居住面積水準（＝最低限必要な広さ）」を発表しています。
＜住生活基本計画＞
理想の広さ（誘導居住面積水準）
国土交通省によれば、都市部における理想の広さは
「20㎡×世帯人数＋15㎡」（2人以上の場合）
と定義されています。
4人家族であれば、「95㎡（20㎡×4＋15㎡）」となります。
たしかに、理想の広さですよね。
ただ、実際の取引の場面では、ここまでの広さのマンションはあまり見かけません。
一般的なファミリータイプの広いお部屋でも、80㎡後半くらいでしょうか。
最低限必要な広さ
一方で、最低限必要な広さは
「10㎡×世帯人数＋10㎡」（2人以上の場合。）
と定義されます。
4人家族の場合には、「50㎡（10㎡×4＋10㎡）」です。
これはこれで、お子様が小さいうちはまだなんとかなりそうですが、中学生を過ぎてくるとなかなかハードな住環境になりそうですね。
余談ですが以前専有面積53㎡のマンションにご家族4人＋猫で住まわれているお客様がいらっしゃいました。 ご夫婦とお嬢様が2人。どちらも成人されているお嬢様でした。
この距離感ですと反抗したりするのも難しかったのか、非常に仲の良いご家族でした。が、お嬢様たちは2段ベットを使用したり、本棚を仕切り棚にしたりで、室内は工夫して何とか住まわれている状態でした。
お嬢様が家を出られた後ご夫婦で他のマンションに買換えましたが、やはり狭くて大変だったと仰っていました。
それでも駅に近いマンションでしたので利便性を最優先した結果だったようです。
これらの広さは、あくまでも国交省が統計的に算出した数字ですので、各家庭によって条件は異なると思います。
物があふれている家庭もあれば、ミニマリストのように物が極端に少ない方もいらっしゃると思います。
家族構成や個別の要因を考慮する必要はありますが、もし広さの目安が定まらない場合には、このような算出方法も参考にしてみても良いかもしれないですね。
女性の皆様の味方です！フェイス住販㈱でした！
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